
『パンダスピン』は、干支(十二支)と五行をテーマにした独創的な大富豪系カードゲームです。
プレイヤーは、配られた手札をいち早く出し切りながら、竹の得点を集めて勝利を目指します。
ただカードを出すだけでなく、あえて負けてカードを「スピン」させ、強化するという逆転のチャンスも用意されており、短いプレイ時間でも奥深い駆け引きが楽しめます。
この記事では、本作のルール概要や遊び方、実際にプレイした方々の評価をもとに、その魅力をわかりやすく解説します。
本作はBGA(Board Game Arena)でもプレイできます。
パンダスピンの基本情報
本作の基本情報/商品概要は次の通りです。
| タイトル | パンダスピン |
| メーカー | テンデイズゲームズ |
| プレイ人数 | 2〜5人 |
| プレイ時間 | 25~40分 |
| 対象年齢 | 14歳以上 |
| デザイナー | Carl Chudyk |
| 発売日 | 2025年8月9日 |
| 定価 | 3,300円(消費税10%込) |
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| パンダスピン | ||
| 2〜5人 | 25~40分 | 14歳以上 |
| 干支と五行をテーマにした、ユニークな大富豪系カードゲーム。勝つためには、あえて負けてカードを強くする“スピン”がカギ。 | ||
コンポーネント
『パンダスピン』のコンポーネント/内容物は次の通りです。

内容物の一覧をみる
・動物カード:65枚
・元素カード:5枚
・竹タイル:45枚(1点:30枚、5点:15枚)
・パンダタイル:1枚
・早見表カード:5枚
パンダスピンの概要と遊び方
目的
プレイヤーの目的は、手札をいち早く使い切って「上がり」を達成し、竹ポイント(得点)を集めることです。
カードには竹のマークが付いているものがあり、それを出すことで得点を獲得することもできます。
ゲーム全体を通して「どれだけ多くの竹をパンダに与えられたか」が勝利のカギとなります。
ゲームの進行
ゲームは複数のラウンドで構成され、各ラウンドでは複数の「トリック」(カードの勝負)が行われます。
プレイヤーは順番に、前のプレイヤーより強い組み合わせを出すか、「パス」を選ぶことができます。
すべてのプレイヤーがパスするまでそのトリックは続き、最後にカードを出したプレイヤーがそのトリックに勝利します。

カードの出し方には以下の5通りがあり、他の人が出した役より強い同じ形の役、またはボムを出すことができます。
- シングル:1枚のカード
- セット:同じ数字のカード2枚以上
- ラン:数字の連続したカード2~5枚
- フォーメーション:同じ構成のランを複数組み合わせたセット
- ボム:同じ数字のカード4枚以上
また、プレイヤーは「元素カード」を出すこともできます。これは条件を満たせば、ほかの役を無視してそのトリックに勝利できる強力なカードです(ただしボムには負けます)。

スピンシステム
パスしたとき、それまでに白面(通常面)のカードだけを出していた場合、そのカードを180度回転(スピン)させて手札に戻すことができます。
スピン後のカード(青面)は、数字の強化、竹やパンダなどの特殊アイコンの追加、複数枚扱いなどの効果が付くなど、非常に強力なカードになります。
これにより、「あえて負けてカードをスピンさせてから反撃する」といった逆転戦略が可能になります。

ただし、スピンできるのは「白面(通常面)のカードだけで構成された組み合わせ」でパスした場合に限られます。
スピン済みの青面のカードを含んだ役を出していた場合は、それらのカードはすべて捨て札になります。
シンボルによる効果
一部のカードには、以下のような追加効果がついたシンボルがあります。
- 竹:1枚につき1点の竹ポイントを獲得
- パンダ:パンダの気分タイルに応じて、「相手から1点奪う」または「手札のカードをスピン」
- 火:手札からカードを1枚捨てられる
- 水:任意の数字として使えるワイルドカードになる
ゲームの終了と勝利条件
各ラウンドは、1人を残して全員が手札を出し切った時点で終了します。
ラウンド中に手札を使い切ったプレイヤーは「上がり」となり、他プレイヤーの中で一番手札が多い人の枚数(最大7枚)と同じだけの得点を獲得します。
ラウンド中に竹シンボルのカードを出して得た得点も含めて、誰かが合計15点以上になった時点でゲーム終了し、最終的に獲得した得点がもっとも多いプレイヤーが勝者となります。

BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
プレイヤーの感想・評価まとめ
ゲームに対するボードゲーマーの声や、実際にプレイしたユーザーの感想を紹介します。
Xのツイート
ここでは、本作に関するX(旧Twitter)での投稿をピックアップして紹介します。
パンダスピン
— yoshi2 (@yoshi20230320) May 16, 2025
アートワークがカッコいい大富豪系のカードゲーム。パスすると場に出したカードが上下反転して強くなって戻ってくる。他にもカード効果があり、反転させつついかに手札を強化するか考えるところが楽しい。迫力あるイラストも好み。#超新作体験会 pic.twitter.com/iTanLGkf64
プレイヤーの感想・評価まとめ
BGGなどに寄せられている実際のレビューをもとに、肯定的なコメントや否定的なコメントを要約して紹介します。
✅ 肯定的なコメントと評価
| 独特なアートと仕掛けのあるデザイン | 「和風アートが美しい」「カードの両面デザインがユニーク」など、アートワークやビジュアル面への評価が高く、特に豪華なタロットサイズのカードやイラストに惹かれるという声が多く見られます。 |
| スピンによるカード進化と戦略性 | 「負けたカードが強くなるという逆転システムが面白い」「最初は負けることが有利に働くのが新鮮」など、カードをスピンさせて強化するメカニクスが評価されています。 通常の大富豪系とは異なる発想で、戦略の幅が広がると好評です。 |
| プレイ人数に応じたゲーム性の変化 | 「2人でも十分面白い」「3〜4人がベスト」といったコメントが多く、プレイ人数によって異なる駆け引きが楽しめる点が好評です。 少人数でも成立し、じっくりとした読み合いができる点が魅力として挙げられています。 |
| 手札管理の楽しさとジレンマ | 「勝ちすぎると逆に弱くなるのが悩ましい」「出す順番とスピン後の手札の組み合わせを考えるのが楽しい」など、手札の出し方によってゲーム展開が大きく変わる点が評価されています。 トリックを“わざと負ける”という選択肢があるのも新鮮です。 |
❌ 否定的な感想と注意点
| 要素が多く煩雑 | 「ルールが直感的ではない」「要素が多くて最初は把握が大変」「カード効果やアイコンの意味を覚えるのが難しい」といった声があり、特に初回プレイ時にルールが頭に入りづらいとの意見が目立ちます。 |
| 運の影響と一方的な展開 | 「引き運で完全に左右される場面がある」「一度出遅れると何もできずにパスが続く」といった不満も見られます。 ゲームの性質上、カードの初期手札によっては何もできず、他プレイヤーの動きを見ているだけになることもあるようです。 |
| ボムや特殊効果のバランス | 「ボムが強すぎて戦略が単調になる」「エレメントカードの条件が煩雑で忘れやすい」など、一部の強力なカード効果がゲームバランスを崩していると感じるプレイヤーもいます。 |
カードに合うスリーブ
『パンダスピン』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
| カードサイズ | 60×112mm |
| カードの枚数 | 75枚 |
| スリーブサイズ | フレンチタロットサイズ |
フレンチタロットサイズ用のスリーブをみる
フレンチタロットサイズ用のスリーブを2種類紹介します。
①ホビーベース フレンチタロットサイズ・ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 63×115mm/0.1mm | 50枚 |
②Engamesスリーブ フレンチタロットサイズ・ソフト
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ソフト | 63×114mm/0.05mm | 100枚 |

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