
『ザ・グレート・ライブラリー』は、古代アレクサンドリアの司書となり、写本や偉業、工芸品を大図書館へ収めて名声を競う1〜4人用の重量級戦略ゲームです。
プレイヤーは書記を育てて写本を翻訳し、偉業を研究し、地中海を航行して資源や工芸品を集めます。王の要望に応じて、それらを大図書館へ収めていきます。
限られた時間をどう使い、大図書館のどこへタイルを配置するかによって得られる名声が変わります。
この記事では、『ザ・グレート・ライブラリー』のルール概要や特徴、基本情報、プレイヤーの感想、BGGにおける評価などを整理して紹介します。
ザ・グレート・ライブラリーの基本情報
『ザ・グレート・ライブラリー』の基本情報は以下のとおりです。
| タイトル | ザ・グレート・ライブラリー |
| メーカー | アークライト |
| デザイナー | Vital Lacerda |
| プレイ人数 | 1〜4人 |
| プレイ時間 | 45分×人数 |
| 対象年齢 | 14歳以上 |
| 発売日 | 未定 |
| 定価 | 未定 |

コンポーネントの一覧をみる
- ボード・ルール類
- 両面メインボード:1枚
- 両面の時間・ピナクスボード:1枚
- プレイヤーワークショップボード:4枚
- ルールブック:1冊
- ソロルールブック:1冊
- プレイヤーエイド:4枚
- ダイス・世代関連
- 時間ダイス:7個
- 知識ダイス:12個
- 世代タイル:7枚
- 地元学者:8個
- イベントタイル:6枚(3分野各2枚)
- 司書長タイル:6枚
- セットアップ・大図書館関連
- セットアップカード:8枚
- 図書館ロケーションタイル:7枚
- 初期工芸品タイル:1枚
- ピナクスタイル:16枚
- 図書館トークン:48個
- 印章:48個(各色12個)
- 書記・写本
- 初期書記タイル:4枚
- 書記タイル:36枚(芸術と風刺、法律と弁論、医学と哲学、各12枚)
- 初期写本タイル:6枚(3分野各2枚)
- 写本タイル:48枚(3分野各16枚)
- 偉業・工芸品・王の要望
- 偉業タイル:9枚(3分野各3枚)
- 工芸品タイル:12枚
- 王の要望カード:36枚
- 王の改良タイル:8枚
- 王の改良キューブ:16個
- 偉業の改良キューブ:12個
- 招待学者
- 招待学者カード:18枚(A・B・Cの3デッキ)
- 招待学者:16個(各色4個)
- 招待学者ロケーションタイル:16枚(各色4枚)
- 航海関連
- 翻訳石:15個(3種類各5個)
- 艦隊マーカー:4個
- 船長トークン:16個
- 船ロケーションタイル:20枚(各色5枚)
- プレイヤー用マーカー
- 手番順マーカー:4個
- 名声マーカー:4個
- 時間マーカー:4個
- 学術院マーカー:12個(各色3個)
- 資源
- 王の恩寵トークン:20個
- 研究トークン:20個
- 銀の資源箱トークン:16個
- インクの資源箱トークン:16個
- パピルスの資源箱トークン:16個
- ソロ用
- ソロカード:16枚(アクションカード9枚、世代カード7枚)
- ソロタイル:13枚(学習タイル9枚、港タイル4枚)
- Zotikós用ワークショップ:1枚
\新作・再販情報はこちら/

| ザ・グレート・ライブラリー | ||
| 1~4人 | 45~180分 | 14歳以上 |
| アレクサンドリア大図書館の司書となり、時間を管理しながら写本・偉業・工芸品を収めて名声を競う重量級戦略ゲーム。 | ||
購入前に確認したいポイント
『ザ・グレート・ライブラリー』のおすすめ人数やソロモード、ゲームの重さなど、購入前に気になりやすい点をQ&A形式で整理します。
ザ・グレート・ライブラリーのルール概要と特徴
プレイヤーは古代アレクサンドリアの司書となり、写本の翻訳、偉業の研究、工芸品の収集を進めます。用意した品々を王の要望に応じて大図書館へ収め、名声を伸ばすことを目指します。
ゲームは複数の「世代」にわたって進みます。各世代は、地元学者の行き先を決める計画フェイズ、学者やロケーションタイルを使って施設を訪れる実行フェイズ、学者の回収や盤面の更新を行う世代終了フェイズに分かれます。
計画フェイズで行動先を決め、実行フェイズで写本の翻訳や航海、研究などを進めます。世代終了フェイズを終えると次の世代へ移り、ゲーム終了までこの流れを繰り返します。

時間と主なアクション
実行フェイズでは、ロケーションタイル、時間ダイス、地元学者・招待学者などを使って施設を訪れるほか、王の要望を満たしたり、読書を選んでパスしたりします。
同じ施設を複数の方法で訪れられるため、空いている学者スペースや時間ダイス、手元のロケーションタイルを見ながら、狙っている行動や得点方針に合う方法を選べます。
- ロケーションタイルを使う:手元のタイルを使用し、表示された施設のいずれかを訪れます。
- 時間ボードを使う:時間ダイスを選び、銀を支払って時間を得るか、時間を支払って対応する施設を訪れます。
- 学者を使う:地元学者や招待学者を施設へ送り、対応する行動を行います。
- 王の要望を満たす:翻訳済み写本、偉業、工芸品を大図書館へ配置します。
- 読書してパスする:その世代の行動を終え、次の手番順と利益を選びます。
施設の訪問やアクションには時間がかかります。誰かが読書を選んでパスした後は、行動を続けるたびにパス済みの人数に応じた追加の時間を支払う必要があるため、どのタイミングで自分もパスするかを考えます。
書記を育てて写本を翻訳する
ゲーム開始時の初期書記は専門分野を持たず、どの分野の写本にも対応できます。ただし、知識は1から始まるため、序盤に翻訳できる写本は限られます。
そのため、学校で書記の知識を高めたり、芸術と風刺、法律と弁論、医学と哲学のいずれかを専門とする書記を迎えたりしながら、翻訳したい写本に対応できる人材をそろえます。

航海で資源や工芸品を集める
航海では艦隊を地中海の港へ動かし、資源、工芸品、翻訳石を船へ積み込みます。アレクサンドリアへ戻ると積み荷を降ろし、工芸品をワークショップへ置いたり、届いた写本を写字室へ送ったりできます。
資源は施設の利用や招待学者の派遣などに使い、翻訳石は偉業の獲得に必要です。工芸品は王の要望を満たすために使います。

王の要望・招待学者・偉業を獲得する
宮殿では王の要望カードを取り、庭園では条件を満たして招待学者を迎えます。学術院では研究を進め、偉業や個人目標となるピナクスタイルを獲得できます。
偉業を獲得すると、航海や書記の育成、写本の翻訳を助ける恒久的な強化も得られます。
大図書館への配置と名声
王の要望を満たすと、翻訳済み写本、偉業、工芸品を大図書館へ配置します。司書長が求める種類のタイル同士を隣接させると、配置したタイルの名声を隣接数に応じて得られます。
名声の対象になった隣接タイルの所有者は、追加の利益が得られる図書館トークンを獲得します。そのため、自分の配置がほかのプレイヤーにも利益を与えることがあります。
王の要望を満たした後、カードに示された時間を支払えば、インクやパピルスなどの資源とワークショップの強化を得られます。強化によって航海や研究、写本の翻訳を進めやすくなり、行動の選択肢も増えます。

世代の進行とイベント
世代タイルの下に置かれた地元学者がすべて使われるか、世代終了時に回収されると、対応する世代タイルが進みます。移動先にイベントタイルがある場合はイベントが発生します。
イベントが発生すると、対応する分野の偉業が残っている場合は学術院から1枚失われ、獲得できる選択肢が減ります。イベントタイルは2枚あり、2回目のイベントが起こると終了条件を満たします。
ゲームの終了と得点計算
2回目のイベントが発生するか、大図書館の空きスペースが2か所以下になるとゲームの終了条件を満たします。残りの手番を終えた後、最終得点を計算します。
ゲーム中に獲得した名声に加え、終了時には以下の項目から追加の名声を得ます。
- 資源とトークン:王の恩寵、研究トークン、インク・パピルス・銀の合計に応じて名声を獲得
- 翻訳石:持っている数に応じて名声を獲得
- 書記の知識ダイス:学校にいる書記の知識ダイスの出目に応じて名声を獲得
- ピナクスタイル:大図書館に置いた印章が指定された配置パターンと一致すると、一致した数に応じて名声を獲得
- 招待学者:ワークショップに残ったカードに示された名声を獲得
すべての名声を合計し、最も多く獲得したプレイヤーが勝利します。同点の場合は、ワークショップから取り除いた印章、招待学者カード、達成した王の要望の順に比べ、それでも同点なら勝利を分かち合います。

プレイヤーの感想・評価まとめ
BGGコメントでは、複数のアクションが連動し、限られた時間の中で必要な行動を組み立てる点が評価されています。書記を育てて写本を翻訳し、大図書館へ知識を集めていく流れや、ソロモードの進行を好意的に受け止める声もあります。
一方で、初回はアイコンや行動スペースを把握しにくく、配置による名声がほかのプレイヤーの動きに左右されるという指摘があります。中には、何度も遊ぶと展開が似やすいという声もあります。
✅ 肯定的な評価
| 複数の行動経路 | ロケーションタイルや学者を使い分け、必要な施設へ向かう方法を自分の戦略に合わせて選べる点が面白いという声があります。 |
| 時間管理 | 限られた時間の中で行動順や時間を節約する効果を組み合わせ、効率よく写本や偉業を用意する過程が評価されています。 |
| 大図書館を築くテーマ | 写本、偉業、工芸品を大図書館へ収め、司書長や王の要望に応える流れがテーマに合っているという声があります。 |
❌ 注意点・合いにくい点
| 慣れるまでが大変 | 扱う処理が多いため、アイコンや各施設の役割を覚え、ゲームの流れに慣れるまでは大変だという声があります。 |
| 配置場所の取り合い | ほかのプレイヤーの配置によって狙っていた場所が使いにくくなり、予定していた名声を得られないことがあるという指摘があります。 |
| ゲームの複雑さ | 複数の仕組みが連動する重めのゲームであるため、人によっては複雑すぎると感じるようです。テーマや構成を評価しながらも、繰り返し遊びたいとは感じなかったという意見もあります。 |
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(BoardGameGeek)におけるランキング・評価などは次のとおりです。
| タイトル | The Great Library |
| タイプ | |
| カテゴリ | |
| メカニズム | |
| 原作販売年 | 2026年 |
BGGの人数投票結果は以下のとおりです。
| 人数 | 最適 | 推奨 | 非推奨 |
| 1人 | 0.0% | 66.7% | 33.3% |
| 2人 | 33.3% | 55.6% | 11.1% |
| 3人 | 37.5% | 50.0% | 12.5% |
| 4人 | 50.0% | 20.0% | 30.0% |
| 4人超 | 0.0% | 0.0% | 100.0% |
カードに合うスリーブ
『ザ・グレート・ライブラリー』のカードサイズと枚数は次のとおりです。
| カードサイズ | 44×67mm |
| カードの枚数 | 78枚 |
| スリーブサイズ | ミニユーロサイズ |
ミニユーロサイズ用のスリーブをみる
ミニユーロサイズ用のスリーブを4種類紹介します。
①ホビーベース ミニユーロサイズ・ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 47×71mm/0.1mm | 100枚 |
②ホビーベース ミニユーロサイズ・ソフト
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ソフト | 46×70mm/0.05mm | 100枚 |
③Engamesスリーブ ミニユーロサイズ・ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 46×69mm/0.1mm | 100枚 |
④Engamesスリーブ ミニユーロサイズ・ソフト
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ソフト | 46×69mm/0.05mm | 100枚 |

コメント