
『テイク・タイム』は、美麗なイラストと黄金に輝く箔押しのカードが印象的な、幻想的世界を舞台にした協力型カードゲームです。
プレイヤーは会話が制限された中でチームとして試練に挑み、息を合わせて課題を達成していきます。
各チャレンジには数値が1~12のカードを駆使して挑戦し、提示された条件(カードの合計値を昇順に整えるなど)の達成を目指します。
カードを伏せて場に出す間は一切の会話が禁止されており、限られた情報で息を合わせる緊張感がこのゲーム最大の特徴です。また、試練ごとに異なる特殊ルールが設けられているため、ステージが進むにつれて攻略法を工夫し続ける必要があります。
ゲームは全10章(各章4ステージ)で構成され、課題をクリアするたびに次の時計盤が解放されていきます。
この記事では、『テイク・タイム』のルールや遊び方、プレイ感、レビュー評価を詳しく解説します。
本作は、人気のパターンビルディングゲーム『ハーモニーズ』を製作したスタジオの2025年秋新作です。
テイク・タイムの基本情報
本作の基本情報/商品概要は次の通りです。
| タイトル | テイク・タイム |
| メーカー | CMON JAPAN |
| プレイ人数 | 2~4人 |
| プレイ時間 | 30分 |
| 対象年齢 | 10歳以上 |
| 発売日 | 2025年10月23日 |
| 定価 | 4,950円(消費税10%込) |
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| テイク・タイム | ||
| 2~4人 | 30分 | 10歳以上 |
| 会話が制限された中でチームと挑む協力型カードゲーム。1〜12のカードを昇順に並べ、全40の試練を攻略する緊張と達成感が魅力。 | ||
コンポーネント
『テイク・タイム』のコンポーネント/内容物は次のとおりです。

内容物の一覧をみる
・太陽カード:12 枚(1~12 各1 枚)
・月カード:12 枚(1~12 各1 枚)
・備忘トークン:3 個
・ボーナストークン:3 個
・章の封筒:10 枚(それぞれ時計盤4 枚とルールシート1 枚を封入)
・時計の針:1 本
・悔恨の封筒:1 枚
・復活の封筒:1 枚(復活の時計盤1 枚、秒針1 本、トークン6 個を封入)
テイク・タイムのルールと遊び方
目的
『テイク・タイム』では、プレイヤー全員がチームとなり、時計を模したボード上でさまざまな「試練(テスト)」に挑みます。
各ラウンドでプレイヤーは、1〜12の数字が書かれたカードを伏せて配置し、すべての区画の合計値が24を超えない範囲で昇順に並ぶように整えることを目指します。
ただし、配置の間は一切会話が禁止。プレイヤーは事前の相談(ディスカッション)で作戦を立てた後、直感とチームワークだけを頼りにカードを出していきます。
全40の試練(10章×4テスト)をクリアし、「時間の試練」をすべて乗り越えることができれば、チーム全員の勝利です。失敗した場合は後から再挑戦することもできます。

ここからは具体的な遊び方について紹介します。詳しい内容は以下のボタンからご覧ください。
詳しいゲームの進行を見る
ゲームの進行
『テイク・タイム』は複数の章で構成され、各章には4つの試練(時計)が用意されています。
各試練は以下の3つのフェイズで進行します。
プレイヤー全員が協力し、これから挑む時計のルールと各区画の条件を確認します。
この段階ではカードの中身を見てはいけません。
表面の「カードの色」だけを手がかりに、数字の配置をどのように分担するか相談します。
「誰がどの区画を担当するか」「合計値の目標をどの程度にするか」といった、曖昧なニュアンスのやり取りが勝敗を左右します。
相談が終わったら全員が自分のカードを手に取り、ここから先はプレイヤー同士で相談するのはNGです。
プレイヤーは順番に1枚ずつカードを伏せて、時計の区画(6つのセグメント)に配置します。
配置する位置やタイミングは自由ですが、「6つすべての区画に少なくとも1枚のカードが置かれるように」する必要があります。
一部のカードは表向きに配置することが可能で、これにより他プレイヤーにヒントを与えることもできます。
ただし、表向きにできるカード枚数には制限があり、プレイヤー間でその使い方を暗黙に理解しておくことが重要です。

すべてのカードを配置したら、時計の針に従って順にカードを公開します。各区画の合計値を計算し、値が昇順(または同値可)で並んでいることを確認します。
また、時計盤ごとに設定された「特別ルール」(例:特定の色を含める・合計値の上限など)があり、章が進むにつれて新しい制約や条件が追加されていきます。
- すべての条件を満たしていれば「試練クリア」。次の時計へ進みます。
- 失敗した場合は「ボーナストークン」を1枚表にし、再挑戦時に1枚のカードを表向きで出せる特典を得ます。
- 難しすぎると判断した場合は、その試練を「悔恨の封筒」に入れてスキップし、後で再挑戦できます。

ゲームの終了と勝利条件
全10章(40の時計)すべてをクリアできればゲームクリアです。
すべてのテストを終えた時点で、特別章「リバース(Rebirth)」が解放され、さらなる難易度の試練に挑戦することも可能です。
『テイク・タイム』は、勝敗よりもチームワークと推理の楽しさを味わう作品です。
プレイヤーの感想・評価まとめ
ゲームに対するユーザーの声や実際にプレイした人の評価を紹介します。
X(旧Twitter)の反応
ここでは、本作に関するX(旧Twitter)での投稿をピックアップして紹介します。
プレイヤーの感想・評価まとめ
BGGに寄せられたレビューをもとにした意見と、ゲームの特徴から推測されるプレイ感をあわせて紹介します。
✅ 肯定的なコメントと評価
| シンプルですぐ遊べる | ルールが簡単ですぐに遊べ、1手番も短くテンポが良い。 初回から盛り上がりやすいと好評です。 |
| 制限コミュニケーションの緊張感 | 会話不可での推理・読み合いが白熱します。 「合計値を昇順に揃える」目標が直感的で盛り上がります。 |
| キャンペーンのボリューム | 10章×4=全40テストで変化が多く、段階的に難易度が上がって飽きにくいという声も。 |
| アートワークが美しい | 盤面やカードのビジュアルが高評価。 卓上で映え、雰囲気作りに一役買っています。 |
| 幅広い層に勧めやすい | 協力・短時間・わかりやすい目標の三拍子で、家族・初心者グループでも楽しみやすい。 うまくいかずに失敗しても“もう一回!”となりやすい中毒性もあります。 |
❌ 否定的な感想と注意点
| 単調に感じることがある | 基本骨子が同じため、連続プレイで“似た展開”に感じる人もいます。 |
| 緊張感の受け取りに差がある | 「ドキドキで最高」という声がある一方、「大きな緊張や難しい選択が少ない」という意見も。 |
| 運要素の強さ | 一部の課題で“運が強い/理不尽”と感じる指摘があります。 |
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
| タイトル | TAKE TIME |
| タイプ | - |
| カテゴリ | |
| メカニズム | |
| 推奨人数 | 2~4人 |
| 最適人数 | 3人 |
| 原作販売年 | 2025年 |
カードに合うスリーブ
『テイク・タイム』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
| カードサイズ | 63×88mm |
| カードの枚数 | 24枚 |
| スリーブサイズ | ポーカーサイズ |
ポーカーサイズ用のスリーブをみる
ポーカーサイズ用のスリーブを5種類紹介します。
①ホビーベース T.C.G. ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 66×91.5mm/0.1mm | 50枚 |
②エポック レギュラーサイズ・ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 66×92mm/0.1mm | 80枚 |
③エポック レギュラーサイズ・ソフト
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ソフト | 66×92mm/0.05mm | 110枚 |
④Engames スタンダードサイズ・ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 65×90mm/0.1mm | 100枚 |
⑤Engames スタンダードサイズ・ソフト
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ソフト | 65×90mm/0.05mm | 100枚 |
テイク・タイムの関連動画
『テイク・タイム』のルール・遊び方は、以下のYouTube動画でもチェックできます。

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