
『レイルウェイズ・オブ・ザ・ロストアトラス』は、個人投資家として鉄道会社を設立し、毎回プレイヤーが作るマップ上で路線と株価を伸ばす2〜5人用の18XX系経済ゲームです。
プレイヤーは中小企業を競りで立ち上げ、線路敷設、列車運行、配当・内部留保、株式売買を通じて個人資産を増やします。
中小企業はゲーム中に合併して大企業になり、もとの固有能力を組み合わせたまま事業を広げます。どの会社に投資するか、いつ収益を配当するか、列車の更新にどう備えるかが個人資産の伸び方を左右します。
この記事では、『レイルウェイズ・オブ・ザ・ロストアトラス』のルール概要や特徴、基本情報、プレイヤーの感想、BGGにおける評価、スリーブ情報などを整理して紹介します。
レイルウェイズ・オブ・ザ・ロストアトラスの基本情報
『レイルウェイズ・オブ・ザ・ロストアトラス』の基本情報は以下のとおりです。
| タイトル | レイルウェイズ・オブ・ザ・ロストアトラス |
| メーカー | テンデイズゲームズ |
| 原版メーカー | Asterisk Games |
| デザイナー | Kevin Delger、Jacob Schacht |
| プレイ人数 | 2〜5人 |
| プレイ時間 | 60〜300分 |
| 対象年齢 | 10歳以上 |
| 発売日 | 2026年初夏以降予定 |
| 定価 | - |

コンポーネントの一覧をみる
- ボード・タイル
- トラックタイル:135枚
- トライヘックスマップタイル:33枚
- 首都プロジェクトタイル:3枚
- 首都オーバーレイタイル:3枚
- 追加両面オーバーレイタイル:12枚
- 株価トラック:1枚
- ラウンド/サイクルトラッカーボード:1枚
- 1株あたり収益チャート:1枚
- トークン・マーカー・会社
- 優先プレイヤーマーカー:1個
- ラウンド/サイクルトラッカートークン:2個
- 中小企業:12社(シルクスクリーントークン付き)
- 大企業:6社(各2種類の名称、シルクスクリーントークン付き)
- カード
- 列車カード:30枚
- フェイズ/錆びリマインダーカード:3枚(両面)
- 紙幣カード:285枚
- 遠隔地収益カード:4枚(うち1枚はカスタマイズ用)
- サマリーカード/プレイヤーエイド
- 株式証券カード
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| レイルウェイズ・オブ・ザ・ロストアトラス | ||
| 2~5人 | 60~300分 | 10歳以上 |
| 投資家として鉄道会社を設立し、線路敷設・列車運行・株式売買・会社合併を通じて資産を競う18xx系の経済ゲーム。 | ||
購入前に確認したいポイント
『レイルウェイズ・オブ・ザ・ロストアトラス』のおすすめ人数やソロプレイ対応、デザイナーの情報など、購入前に気になりやすい点をQ&A形式で整理します。
レイルウェイズ・オブ・ザ・ロストアトラスのルール概要と特徴
『レイルウェイズ・オブ・ザ・ロストアトラス』では、プレイヤーは個人投資家となり、中小企業を設立して鉄道網を広げていきます。会社の資金とプレイヤー個人の資金は分かれており、どちらにお金を残すかを考える必要があります。
毎回変わるマップを作る
セットアップでは、プレイヤーがトライヘックスのマップタイルを配置して、そのゲームで使う地形を作ります。マップが毎回変わるため、どの会社が有利になるか、どの方面へ線路を伸ばすかも遊ぶたびに変わります。

株式ラウンドと運行ラウンド
株式ラウンドでは、中小企業の競りを始めたり、株式を売買したりします。競りで設立した会社には入札額が会社資金として入り、会社の初期株価も決まります。
株式の持ち方によっては、会社の支配権が他プレイヤーへ移ることもあります。どの会社の株を買うか、どこまで持つかによって、配当を受けるだけでなく、会社の社長役になる可能性もあります。
運行ラウンドでは、各会社が株価順に行動します。線路タイルの配置、列車の運行、収益の配当または内部留保、列車購入を通じて、会社の収益力と株価を伸ばしていきます。
収益を配当すると株主にお金が支払われ、配当額によっては株価上昇にもつながります。一方で、内部留保すれば会社の資金を増やせますが、株価は下がります。
- 中小企業の競り:会社を立ち上げ、初期資金と初期株価を決めます。
- 株式売買:会社の株式を売買し、配当や株価上昇を狙います。
- 線路タイルの配置・アップグレード:会社の路線を広げ、収益を伸ばします。
- 列車運行:路線上の都市や遠隔地から収益を得ます。
- 配当/内部留保:収益を株主に支払うか、会社資金として残すかを選びます。
- 列車購入:新しい列車を買い、次の運行に備えます。
- 会社合併:中小企業を大企業にまとめ、固有能力を組み合わせます。
会社合併と列車更新
中小企業にはそれぞれ異なる固有能力があり、列車を多く持てる会社、水域に橋を架けられる会社、山岳に線路を敷くと会社資金を得られる会社などがあります。開始位置や固有能力を見ながら、どの会社を競りで選ぶかを考えることになります。
ゲームが進むと、条件を満たした中小企業同士は大企業へ合併することもできます。合併後も元の中小企業の固有能力は残るため、どの会社同士を組み合わせるかが中盤以降の大きなポイントです。
列車はゲームの進行とともに新しい世代へ進み、古い列車は錆びて使えなくなります。次の列車を買う資金を会社に残しておくか、配当で個人資産を伸ばすかで、その後の展開が大きく変わります。
列車を持たない会社が必要な列車を買えない場合は、社長役プレイヤーの個人資金にも負担が及びます。それでも資金を用意できないと破産します。
破産したプレイヤーが出た場合、その時点でゲームを終了するか、破産したプレイヤーを除外して残りのプレイヤーで進めます。そのため、会社の成長だけでなく、列車更新に備えた資金管理も重要になります。

終了条件と勝利条件
ショートゲームでは4サイクル、ロングゲームでは6サイクルを終えるとゲームが終了します。また、誰かが破産した場合も、通常はその時点でゲーム終了となります。
各サイクルでは、株式ラウンドと2回の運行ラウンドを行い、中盤以降は条件を満たすと会社合併の機会もあります。
ゲーム終了時のプレイヤー個人の資産で勝敗が決まります。手元の現金と保有している株式の価値を合計し、その合計が最も高いプレイヤーが勝利します。
会社に残っている資金は、列車購入や路線拡大には重要ですが、そのままでは最終得点に含まれません。そのため、終盤に向けて会社へ資金を残すのか、配当で個人資産を増やすのかを考える必要があります。
複数モードとバリアント
本作には、ショートゲーム、ロングゲーム、少人数向けのマイクロゲームに加え、合併をより攻撃的にするルールや、終了条件を変えるルールなどのバリアントも用意されています。
遊ぶ人数やプレイ時間、どれくらい厳しい展開にしたいかに合わせて調整できます。
プレイヤーの感想・評価まとめ
BGGコメントでは、18XX系の株式・路線構築を、固定ラウンド制や可変マップで遊びやすくまとめている点が好評です。特に、毎回マップを作る仕組みや、中小企業の固有能力が合併後も残る点が評価されています。
一方で、従来の18XXらしい厳しい株式操作や路線争いを期待すると、やや物足りないという声もあります。マップや人数によって、ゲーム展開に差が出る点も注意点として挙げられています。
✅ 肯定的な評価
| 18XX入門としての遊びやすさ | 通常の18XXより終わりを見通しやすく、18XXに触れる入口として評価する声があります。株式、路線構築、列車更新の流れをつかみやすい点が好評です。 |
| 毎回変わるマップ作成 | プレイヤーがマップを作るため、遊ぶたびに地形や路線の伸ばし方が変わります。リプレイ性の高さも好評です。 |
| 固有能力と合併の組み合わせ | 中小企業ごとの固有能力があり、合併後も能力が残る点が面白いという声があります。どの会社を組み合わせるかで大企業の個性が変わる点が評価されています。 |
| 固定ラウンド制と複数モード | ショート、ロング、マイクロゲームなど、遊ぶ時間や人数に合わせてモードを選べる点が評価されています。 |
| コンポーネントと見た目 | コンポーネントや盤面の見た目を評価する声があります。 |
❌ 注意点・合いにくい点
| 初回プレイ時間の長さ | 公式時間は60〜300分ですが、初回はルール確認やマップ作成を含めて長くなりやすいという声があります。初回は時間に余裕を持って遊ぶ方が安心です。 |
| 18XX経験者には物足りない場合も | 18XXに慣れた人からは、攻撃的な株式操作や厳しい路線争いを期待すると、やや物足りないという声があります。 |
| モジュラーマップのばらつき | 毎回違うマップを作れる点は好評ですが、配置によっては路線争いが薄くなったり、会社間の有利不利が出たりするという指摘があります。 |
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(BoardGameGeek)におけるランキング・評価などは次のとおりです。
| タイトル | Railways of the Lost Atlas |
| タイプ | |
| カテゴリ | |
| メカニズム | |
| 原作販売年 | 2024年 |
BGGの人数投票では、2〜5人が推奨されており、なかでも4人が「最適」とされています。5人は推奨と非推奨が同率です。
| 人数 | 最適 | 推奨 | 非推奨 |
| 1人 | 0.0% | 0.0% | 100.0% |
| 2人 | 13.3% | 66.7% | 20.0% |
| 3人 | 33.3% | 50.0% | 16.7% |
| 4人 | 64.7% | 29.4% | 5.9% |
| 5人 | 7.7% | 46.2% | 46.2% |
| 5人超 | 0.0% | 0.0% | 100.0% |
カードに合うスリーブ
『レイルウェイズ・オブ・ザ・ロストアトラス』のカードサイズと枚数は次のとおりです。
ミニユーロサイズ
| カードサイズ | 44×67mm |
| カードの枚数 | 419枚 |
ミニユーロサイズ用のスリーブをみる
ミニユーロサイズ用のスリーブを4種類紹介します。
①ホビーベース ミニユーロサイズ・ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 47×71mm/0.1mm | 100枚 |
②ホビーベース ミニユーロサイズ・ソフト
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ソフト | 46×70mm/0.05mm | 100枚 |
③Engamesスリーブ ミニユーロサイズ・ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 46×69mm/0.1mm | 100枚 |
④Engamesスリーブ ミニユーロサイズ・ソフト
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ソフト | 46×69mm/0.05mm | 100枚 |
タロットサイズ
| カードサイズ | 70×120mm |
| カードの枚数 | 32枚 |
タロットサイズ用のスリーブをみる
タロットカードサイズ用のスリーブを3種類紹介します。
①ホビーベース タロットサイズ・ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 72×123mm/0.1mm | 50枚 |
②Engamesスリーブ タロットカードサイズ・ハード
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ハード | 72×122mm/0.1mm | 100枚 |
③Engamesスリーブ タロットカードサイズ・ソフト
| タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
|---|---|---|
| ソフト | 72×122mm/0.05mm | 100枚 |
関連作品
本作に追加して遊べる拡張セットとして、『ランドマークス・オブ・ザ・ロストアトラス』があります。
ランドマーク、メトロポリタン交通局、イベント、新しい会社などを追加し、マップやゲーム展開に変化を加えることができま。拡張セットの追加要素については、以下の記事で紹介しています。

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