【ボードゲーム紹介】ピークチーム：レンジャー｜協力プレイ・ソロ対応の自然保護ミッションゲーム【ルール・評価・感想まとめ】

2025年10月19日

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ピークチーム：レンジャーのボックスアート — 画像引用元：ANALOG GAME INDEX

『ピークチーム：レンジャー』は、高山の自然保護区を守るレンジャーチームの一員として、野生動物を保護しながらさまざまなミッションの達成を目指す、1～5人用の協力型ボードゲームです。

カードをお互いに配り合う独特のルール（逆ドラフト方式）により、各プレイヤーは自分だけでなくチーム全体の状況を考慮して行動する必要があります。限られた時間の中で連携と計画性が試される、スリリングなゲーム展開が特徴です。

ルール自体はシンプルで遊びやすい一方、プレイを重ねるごとに新しい要素が追加され最大5段階の難易度に挑戦できます。そのため非常にリプレイ性が高く、家族やゲーム初心者からヘビーゲーマーまで幅広く楽しめる作品です。

この記事では、『ピークチーム：レンジャー』のルールや遊び方、プレイ感、レビュー評価を詳しく解説します。

ホビージャパン〔定価：5,500円〕

ポチップ

ピークチーム：レンジャーの基本情報

本作の基本情報／商品概要は次の通りです。

タイトル	ピークチーム：レンジャー
メーカー	ホビージャパン
プレイ人数	1～5人
プレイ時間	60分
対象年齢	10歳以上
発売日	2025年11月
定価	5,500円（消費税10％込）

公式サイト

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コンポーネント

『ピークチーム：レンジャー』のコンポーネント／内容物は次の通りです。

ボードゲーム「ピークチームレンジャー」の内容物 — 画像引用元：ANALOG GAME INDEX

内容物の一覧をみる

【プレイヤー】
レンジャーマット 5枚
レンジャー・トークン 5個
レンジャー・フラッグ 10個
サポート・トークン 5個
早見表カード 10枚（63×88.5mm）

【共通】
両面印刷のゲームボード 1枚
ラウンド・マーカー 1個
ファーストレンジャー・トークン 1個
サプライ・カード84枚（63×88.5mm）
通常ミッション32枚（63×44mm）
動物トークン 12個
ルールブック2冊

【レベル2】
障害トークン 10個

【レベル3】
技能タイル 5枚
スペシャル・ミッション 21枚（63×44mm）
スペシャル・ミッション・フラッグ 5個
最終ミッション・フラッグ 1個

【レベル4】
成功トークン20個

【レベル5】
天候カード20枚（63×44mm）

ピークチーム：レンジャーのルールと遊び方

目的

あなたは高山地帯にある国立保護区のレンジャーチームの一員として、過酷な環境の中で動物たちの生息調査や救助活動を行います。

チームの任務は、限られた期間（ラウンド）の中で各地に点在するミッションを達成し、野生動物をすべて保護すること。

プレイヤー全員が協力して自然災害や地形の障害を乗り越え、調査エリアを踏破していくことが目的です。

本作は1〜5人で楽しめる協力型ボードゲームで、プレイヤーそれぞれが異なる位置からスタートしながらも、全員が同じチームとして行動します。

カードを使ってルートを開拓し、仲間と情報を共有しながら、動物を記録・保護していく過程では、連携と直感の両方が試されます。

すべてのミッションを達成し、動物トークンをすべて獲得すれば勝利。逆に、規定ラウンド内に保護活動を完了できなければ、自然保護区は閉鎖され、レンジャーたちは敗北します。

ボードゲーム「ピークチームレンジャー」のルール・遊び方 — 画像引用元：BoardGameGeek

ここからは具体的な遊び方について紹介します。詳しい内容は以下のボタンからご覧ください。

詳しいゲームの進行を見る

ゲームの進行

ゲームは複数のラウンドで進行し、すべてのミッションを達成して動物を保護できれば全員の勝利です。

各ラウンドは以下の３つのフェイズで構成されています。

STEP

サプライフェイズ

各プレイヤーは山札から4枚のサプライカードを引きます。ただし、自分で使うのではなく、左右のプレイヤーに分配して渡すのがこのゲームの特徴です。

会話は禁止されており、仲間の位置や進行状況から「どのカードを必要としているか」を推測して配らなければなりません。

全員の配布が終わると、他プレイヤーから渡されたカードを受け取り、新たな手札として次のフェイズに進みます。

ボードゲーム「ピークチームレンジャー」の手札カード — 画像引用元：BoardGameGeek

STEP

アクションフェイズ

手番順に、各プレイヤーは手札を使って行動を行います。主なアクションは次の通りです。

移動：カードのアイコンを使ってレンジャーをマップ上で移動。地形に対応するアイコンが必要です。
動物の記録：動物アイコンのあるカードを使用し、同じエリアの動物トークンを獲得します。
サポート再充電：カード4枚分のアイコンを捨てて、他プレイヤーを助けるトークンを再使用可能にします。
ミッション達成：指定地点に到達するとミッションを完了し、旗を回収します。
遭遇・共有：他のレンジャーと同じ場所にいれば、手札の交換が可能です。

行動は何度でも実行できますが、カードが尽きたらそのラウンドでは「パス」となります。

プレイヤー同士の連携とカードの使いどころが、ゲーム展開を大きく左右します。

カードのアイコンを使ってレンジャーを移動させるプレイ中の様子 — 画像引用元：BoardGameGeek

STEP

ラウンド終了

全員がパスしたらラウンドが終了します。

未完了のミッションが残っている場合、その数だけルート上に「ブロッカートークン（障害）」が配置され、次のラウンドで通れなくなります。

ミッション未達によりルート上にブロッカートークンが配置されたボード — 画像引用元：BoardGameGeek

ゲームの終了と勝利条件

すべてのプレイヤーが行動を終えると、そのラウンドは終了します。

未完了のミッションがある場合、ミッション数に応じてルート上にブロッカートークン（障害）が配置されます。障害が増えるほど移動ルートが制限され、次ラウンド以降の行動自由度が低下します。

ブロッカートークンが尽きると自然破壊が進行し、チームは敗北します。逆に、以下の条件をすべて満たせばプレイヤー全員の勝利です。

✅ 勝利条件

すべての通常ミッションを達成している
すべての動物トークン（野生動物の保護）を記録済みである

チームは、時間内に保護区全体の調査・救助活動を完了すれば、「自然を守り抜いたレンジャーたち」として称えられます。

❌ 敗北条件

規定ラウンド（時間切れ）を迎えてもミッションが残っている
ブロッカートークン（障害トークン）がすべて使い切られた
動物トークンを残したままラウンドを終えた

これらの条件を満たすと、自然保護区は閉鎖され、レンジャーたちは敗北となります。

上級ルールでの勝利条件（レベル3以降）

上級ルールでは、通常ミッションに加えて「スペシャルミッション」や「最終ミッション」が追加されます。

プレイヤー全員が指定の地点に集合して最終任務を完了することで、完全勝利となります。

また、レベルが上がるにつれ新要素が段階的に追加され、レベル3では各プレイヤー固有の能力を持つ「技能タイル」、レベル5では天候によって行動制限が変化する「天候カード」が登場し、チームワークと判断力がより試される構成になっています。

スペシャルミッションと技能タイルを使う上級ルールのプレイ風景 — 画像引用元：BoardGameGeek

ホビージャパン〔定価：5,500円〕

ポチップ

プレイヤーの感想・評価まとめ

ゲームに対するボードゲーマーの声や、実際にプレイしたユーザーの感想を紹介します。

X（旧Twitter）の反応

ここでは、本作に関するX（旧Twitter）での投稿をピックアップして紹介します。

その他のXの反応を表示する

プレイヤーの感想・評価まとめ

現時点では『ピークチーム：レンジャー』に対するレビューは少なく、プレイヤーの評価傾向を分析することができません。

ただし、BGGでは以下のようなコメントが散見されています。

協力プレイの雰囲気	チームで考えながら進める感覚が楽しい
コンポーネント	アートワークが明るく、家族でも遊びやすい雰囲気
難易度	レベル制で徐々に要素が増える構成が良い

BGGにおける評価

世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG（Board Game Geek）におけるランキング・評価などは次の通りです。

ランキング

14,276

評価

7.6

重さ/複雑さ

2.00

2025年10月18日時点

タイトル	The Peak Team
タイプ	－
カテゴリ	動物
メカニズム	ハンドマネジメント協力／半協力ゲーム
推奨人数	3～5人
最適人数	4人
原作販売年	2025年