
『フォレストシャッフル:林縁』は、ヨーロッパの林縁に生息する多様な動植物をテーマに、36枚の新カードを追加した『フォレストシャッフル』の第2弾拡張セットです。
新たに登場するカード種別「低木」が森にバリエーションを加え、ヨーロッパバイソンやセイヨウミツバチなどの生き物たちがゲーム展開にさらなる多様性をもたらします。
この記事では、本作の概要や評価を中心に紹介します。
基本情報
本作の基本情報/商品概要は次の通りです。
タイトル | フォレストシャッフル:林縁 |
メーカー | ホビージャパン |
プレイ人数 | 2〜5人 |
プレイ時間 | 60分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
デザイナー | Kosch |
発売日 | 2025年6月 |
定価 | 1,980円(消費税10%込) |
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フォレストシャッフル:林縁 | ||
2〜5人 | 60分 | 10歳以上 |
『フォレストシャッフル』の第2弾拡張セット。林縁に生息する動植物や新カード種別「低木」が加わり、戦略の幅とカードの多様性がさらに広がります。 |
コンポーネント
『フォレストシャッフル:林縁』のコンポーネント/内容物は次の通りです。

内容物の一覧をみる
・カード:36枚
・ルールブック
ゲームの概要や追加要素
『フォレストシャッフル:林縁(Woodland Edge)』は、基本ゲーム『フォレストシャッフル』の世界をさらに広げる拡張セットです。
ヨーロッパの草原と森林の境界にあたる「林縁」を舞台に、新たな生態系と戦略要素を取り入れ、より多様性に富んだ森づくりが楽しめるようになります。
本作で追加・変更される主な要素は以下の通りです。
- 新カード36枚の追加
- 新カード種別「低木」の登場
- 多様な新規動植物カード
🔷 新カード36枚の追加
『フォレストシャッフル:林縁』は、拡張第2弾として登場したセットで、新たに36枚のカードが追加されます。
植物・動物・昆虫などがバランスよく含まれており、森と草原のあいだにある「林縁(Woodland Edge)」の多様な生態系がカードで表現されています。

🔷 新カード種別「低木」の登場
低木は、新たに登場するカードタイプです。
「スピノサスモモ」「セイヨウハシバミ」「セイヨウニワトコ」の3種類があり、それぞれ「チョウ」「コウモリ」「植物」に関連した能力を持ちます。
最大の特徴は、木と同様に上下左右4方向にカードを配置できながら、きのこと同じように永続効果を持っており、たとえば「コウモリのアイコンを含むカードをプレイするたびに1枚ドローできる」といった効果があります。
ただし、低木は「木」でも「きのこ」でもない独立した分類となるため、木やきのこの数を参照するカードの条件には該当しません。
たとえば、特定の効果で「木の上下左右に配置する」「きのこの隣に効果が発動する」などの条件を満たすことはできないため、組み合わせや得点計算においては注意が必要です。
🔷 多様な新規動植物カード
拡張カードには、ヨーロッパバイソン、セイヨウミツバチ、ミズハタネズミ、カササギ、チョウセンヤブキリなど、林縁に生息する様々な動植物が登場します。
それぞれが個性的な効果を持ち、中には苗木のプレイと連動して発動するなど、基本セットにはなかった新たなボーナスも加わっています。
また、7種類目のチョウが登場し、アルプス拡張と組み合わせることで、より多くの得点を狙うことができます。

BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
タイトル | Forest Shuffle: Woodland Edge |
タイプ | |
カテゴリ | |
メカニズム | |
推奨人数 | 2~4人 |
最適人数 | 2人 |
原作販売年 | 2024年 |
評判・口コミの紹介
AmazonやBGG、Twitter(X)などで寄せられている実際のレビューをもとに、評価の傾向や感想を要約して紹介します。
👍高評価のポイント
新カードの追加が魅力的 | ・新しい動植物カードや低木(Shrubs)の追加により、プレイの幅が広がった。 ・カード効果がよく練られていて、すぐに混ぜても違和感がない |
弱かった戦略が強化された | ・チョウ、コウモリ、イノシシといった戦略に新たな得点源ができてバランスが改善された。 ・アルプス拡張と組み合わせることで、特定のコンボがより強力になる。 |
ルール追加が少なく導入しやすい | ・ルール説明がなくても、自然に遊べる。 |
👎いまいちなポイント
「低木」が合わないという声も | ・低木は便利だが、きのこや木に比べてやや中途半端。 ・“木の代わり”としてはスコアに直結しないので使いにくく感じた。 |
拡張による「デッキの希薄化」 | ・カード枚数が増えたぶん、特定戦略のカードが引きにくくなった ・アルプスと両方入れると、ゲームが少し長くなってだれることも。 |
どんな人におすすめ?
『フォレストシャッフル:林縁』は、基本セットを何度か遊んで「もう少し違った展開を楽しみたい」と感じている人におすすめの拡張です。
特に、チョウやコウモリ、植物などの戦略を好む人にとっては、新しい得点手段やカードの効果が追加され、選択肢が広がるのが魅力です。
ルールが大きく変わるわけではないので、複雑な要素が苦手な人でも無理なく導入することができます。
一方で、「プレイ時間は短めがいい」「できるだけシンプルに遊びたい」という人には、拡張なしの方が合っているかもしれません。
カードに合うスリーブ
『フォレストシャッフル:林縁』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
カードサイズ | 56×87mm |
カードの枚数 | 36枚 |
スリーブサイズ | アメリカンサイズ |
アメリカンサイズ用のスリーブをみる
アメリカンサイズ用のスリーブを4種類紹介します。
①ホビーベース アメリカンサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 60×92mm/0.1mm | 50枚 |
②ホビーベース アメリカンサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 59×91mm/0.05mm | 100枚 |
③Engamesスリーブ ブリッジサイズ・ハード
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ハード | 59×90mm/0.1mm | 100枚 |
④Engamesスリーブ ブリッジサイズ・ソフト
タイプ | サイズ/厚み | 入数 |
---|---|---|
ソフト | 59×90mm/0.05mm | 100枚 |
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