
『ハンブルク』は、19世紀末のハンブルクを舞台にした戦略ゲームです。プレイヤーは街の発展に関わりながら、勝利点を伸ばして市長の座を目指します。
手札のカードは、建物として場に出すだけでなく、建設予定地の準備、労働者やマルクの獲得、災害対策、城壁建設にも使います。
使いたい建物を残すか、今必要な労働者やマルクを得るために使うかで、手札の使い道が悩ましくなります。建物数、城壁、市庁舎前広場の進み具合など、複数の要素でほかのプレイヤーと競い合います。
この記事では、『ハンブルク』の基本情報やルール概要、特徴、レビュー評価を整理して紹介します。
ハンブルクの基本情報
『ハンブルク』の基本情報は以下のとおりです。
| タイトル | ハンブルク |
| メーカー | ムーンスリー |
| プレイ人数 | 1~5人 |
| プレイ時間 | 60~90分 |
| 対象年齢 | 14歳以上 |
| 発売日 | 2026年5月5日 |
| 定価 | 14,300円(税込) |
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| ハンブルク | ||
| 1~5人 | 60~90分 | 14歳以上 |
| カードを多用途に使い分け、建物・城壁・市庁舎前広場などで得点を伸ばす戦略ゲーム。 | ||
コンポーネント
『ハンブルク』のコンポーネント/内容物は次の通りです。

内容物の一覧をみる
- ゲームボード:1枚
- プランテン・ウン・ブローメン表示ボード:1枚
- 紋章:1個
- ステファン・フェルトフィギュア:1個
- カード:280枚
- 労働者:75個(5色各15個)
- 1マルクコイン:30枚
- 3マルクコイン:10枚
- 陰謀トークン:10枚
- 城壁セグメント:50個
- ダイス:6個(カード色5色+黒1個)
- 時間トークン:4枚
- 起動マーカー:40個
- 聖職者:8個
- ハンス・フンメル像:8個
- ルールブック:1冊
- カード・タイル説明付録:1冊
- プレイヤーボード:5枚(各プレイヤーカラー1枚)
- 100/200タイル:5枚(各プレイヤーカラー1枚)
- 都市塔:5個(各プレイヤーカラー1個)
- プレイヤー駒:10個(各プレイヤーカラー2個)
- サマリーカード:10枚(各プレイヤーカラー2枚)
- マジョリティトークン:25枚(各プレイヤー5枚)
- 災害レベルマーカー:75枚(各プレイヤー15枚、5種各3枚)
- 市長タイル:5枚
- 聖職者タイル:12枚
- 特殊陰謀トークン:10枚
- 船:6個
- 株式取引所タイル:10枚
- 株式取引所価格トラッカー:1個
- 追加ハンス・フンメル像:2個
- レモンイェッテ像:3個
ハンブルクのルール概要
『ハンブルク』では、共通ボードと個人ボードを使い、色別のカード山から手札を補充しながらゲームを進めます。
ゲームは8シーズンで構成され、各シーズンでは手札を5枚まで補充したあと、6個のダイスを振ります。
ダイスの結果に応じて、聖職者を教会に置いたり、災害レベルを上げたり、市庁舎前広場を進めるかを決めたりします。

その後、プレイヤーは手札からカードを1枚ずつ使い、4回の標準アクションを実行します。標準アクションには、労働者の獲得、マルクの獲得、災害の軽減、城壁建設、建設予定地の配置、建物の建設があります。
カードは両面仕様で、裏面は建設予定地、表面は建物・公園・動物園として使います。建物を建てるには、先に建設予定地を用意する必要があります。
また、それぞれの建物は資源獲得や得点化、ほかの行動の補助につながる効果などを持ちます。

公園と動物園は建設予定地を必要とせずにプレイできます。建物数には含まれませんが、カードに書かれた勝利点や報酬を得られるため、建物とは別の得点源になります。
手札のカードは、建物として場に出したい場合でも、労働者やマルクを得るために使う場面があり、どのカードを残してどのカードを使うかが悩ましくなります。
限られた4回のアクションで、資源確保、建設、災害対策、得点化のどこに手札を回すかが重要になります。
得点は、建物・動物園・公園のカードに書かれた勝利点や、建物効果、城壁、市庁舎前広場の進み具合などから得ます。

さらに、建物数、城壁数、勝利点、動物園カード数、市庁舎前広場の進み具合では、単独トップになったプレイヤーが自分の対応するマジョリティトークンを表向きにできます。
表向きになったマジョリティトークンは、ゲーム終了時の追加点になるため、自分の得点源を伸ばすだけでなく、ほかのプレイヤーがどの項目を進めているかも意識する必要があります。
ダイス目によっては災害レベルが上がることもあり、災害レベルが3段階目に達すると城壁、建物、マルク、労働者、建設予定地などに被害が出ます。
災害レベルを下げるアクションを使えば被害を抑えつつ勝利点も得られますが、その分だけ建設や資源獲得に使える手番は減るため、限られたアクションをどこに使うかを考える必要があります。
8シーズン終了後に最終得点を合計し、最も勝利点が多いプレイヤーが勝利します。

プレイヤーの感想・評価まとめ
BGGでは、カードを複数の用途に使い分ける仕組みについて好意的な声が多く見られます。建物として残すか、資源獲得や災害対策に使うかで悩む点が、本作らしいプレイ感として評価されています。
建物、城壁、市庁舎前広場、動物園、マジョリティなど、複数の得点方法を選べる点も評価されています。
カードアイコンについては、分かりづらいという声があり、別途付録を確認する場面が増えやすいという指摘が多く見られます。災害や黒ダイスによるランダム性、盤面や箱の大きさも気になる点として挙げられています。
✅ 肯定的な評価
| 多用途カードの悩ましさ | カードを建物、建設予定地、資源獲得、災害対策などに使い分ける点が評価されています。 どのカードを残し、どのカードを使うかが悩ましいという意見があります。 |
| 建物効果の組み合わせ | 建物を増やすことで自分の盤面が強化されます。 建物効果を組み合わせて、資源獲得や得点につなげる点を評価する声が見られます。 |
| 色別カード山による選択性 | カード山が色別に分かれているため、必要な色を狙いやすいとされています。 旧作『ブルージュ』よりカードの引きに関するランダム性が軽減されたという意見があります。 |
| 複数の得点経路 | 建物、城壁、市庁舎前広場、動物園、マジョリティなど、複数の方針で勝利点を伸ばせる点が評価されています。 |
❌ 注意点・好みが分かれる点
| カードアイコンの多さ | カード効果のアイコン量が多く、テキスト付きカードがない場合は付録を確認する場面が増えやすいという指摘があります。 |
| 災害と黒ダイスのランダム性 | 災害や黒ダイスによって被害が大きく出る場合があります。 運要素の強さは好みが分かれる点です。 |
| 盤面と箱の大きさ | ゲームボードや箱が大きいという指摘があり、プレイスペースや収納面が気になる場合があります。 |
| 旧作とのアート比較 | 旧作『ブルージュ』のアートやカードデザインを好むプレイヤーからは、本作のグラフィック面で評価が分かれています。 |
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
カードに合うスリーブ
『ハンブルク』のカードサイズと枚数は次のとおりです。
| カードサイズ | 63×88mm |
| カードの枚数 | 280枚 |
| スリーブサイズ | ポーカーサイズ相当 |

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