
『どたばたチーズ!』は、ダイスに描かれた動物とチーズの出目から“残りのチーズの数”を素早く計算し、チーズコマを争奪する2~8人用のスピードアクションゲームです。
ネズミやネコに加えて、イヌや店主まで入り乱れる出目を冷静に見極め、出遅れた相手を尻目に残ったチーズを獲得しましょう。ただし、焦って誤答するとライフを失ってしまうため注意が必要です。
各ラウンドでミスや出遅れがあると持ち点が減り、ライフが尽きたプレイヤーから脱落していくサバイバル形式でスリル満点。
シンプルな足し算・引き算で遊べる一方、ダイスの追加やライフのハンデ設定で難易度調整も自在で、家族でも遊びやすい作品です。
この記事では、『どたばたチーズ!』のルールや遊び方、プレイ感、レビュー評価を詳しく解説します。
どたばたチーズ!の基本情報
本作の基本情報/商品概要は次の通りです。
| タイトル | どたばたチーズ! |
| メーカー | JELLYJELLYGAMES |
| プレイ人数 | 2~8人 |
| プレイ時間 | 10分 |
| 対象年齢 | 8歳以上 |
| 発売日 | 2025年11月7日 |
| 定価 | 2,420円(税込) |
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| どたばたチーズ! | ||
| 2~8人 | 10分 | 8歳以上 |
| ダイスの出目を素早く計算してチーズを奪い合う2~8人用のスピードアクションゲーム。反射神経と計算力を駆使して短時間で何度も遊べます。 | ||
コンポーネント
『どたばたチーズ!』のコンポーネント/内容物は次の通りです。

内容物の一覧をみる
・カード:40枚
・チーズコマ:7個
・ダイス:6個
・説明書:1部
どたばたチーズ!のルールと遊び方
目的
『どたばたチーズ!』では、プレイヤーはダイスに描かれたチーズや動物の絵を数え、いち早く中央のチーズコマをつかみ取ることを目指します。
全員がライフポイント(持ち点)7点でゲームを開始し、計算ミスや出遅れによるペナルティでライフを失いながら、最後の1人になるまで生き残ることが目的です。
各ラウンドでは必ず誰か1人がチーズを取れず“一人負け”となり、誤答したプレイヤーには追加の減点があります。こうして他プレイヤーを脱落させていき、最終的に自分以外の全員が脱落した時点で勝者となります。

ここからは具体的な遊び方について紹介します。詳しい内容は以下のボタンからご覧ください。
詳しいゲームの進行を見る
ゲームの進行
ゲームは複数のラウンドを繰り返して進み、最後の1人以外が全員脱落するまで続きます。各ラウンドはスピード勝負で、全員が同時にプレイします。
毎ラウンドで必ず1人が「チーズを取れなかった敗者」となり、敗者のライフポイントが減っていきます。
1ラウンドの基本的な流れは「ダイスを振る」→「チーズの数を予想する」→「カードを出してチーズコマを取る」→「結果の確認とライフ調整」となります。
誰か1人が場のすべてのダイスを振って出目を公開します。
基本ルールで使用するのは黄色いダイス3個のみ。ダイスを振ったら、全員が一斉に確認できる状態にします。

全員、場に出たダイス目を素早くチェックし、「残っているチーズはいくつか?」を頭の中で計算します。
ダイスの絵柄ごとに増減ルールがあるため、それに従ってチーズの数を計算します。

- チーズ:描かれている数だけチーズの合計にプラス。
- ネズミ:1匹につきチーズを1個マイナス。
- ネコ:1匹につき場のネズミ1匹の効果を無効(キングネズミは無効化不可)。
- イヌ:1匹につき場のネコ1匹の効果を無効。
- 店主:そのラウンドのネズミ・ネコ・イヌをすべて追い払い、効果を無効(キングネズミは除く)。
- キングネズミ:1匹につきチーズを1個マイナス(ネコ・イヌ・店主でも無効化できない特殊なネズミ)。
各プレイヤーは、答えがまとまったら手札の皿カード(数字カード)から予想した数字のカードを1枚選んで表向きに出し、すぐにテーブル中央のチーズコマを1個つかんで自分のカードの上に置きます。
チーズコマの争奪は早い者勝ちです。場のチーズコマは必ず「参加プレイヤー数より1個少ない」ため、誰か1人だけ必ず取り損ねます。
全てのチーズコマが取られたらラウンドが終了します。

全員がカードを出し終えたら、正解のチーズ数を確認し、各プレイヤーの予想結果に応じて以下の通りライフを調整します。
- チーズを取れなかったプレイヤー:ライフを1点失う。
- チーズを取ったが予想を外したプレイヤー:ライフを2点失う。
使用したチーズコマはすべて中央に戻してゲームを続けて、ライフが0になったプレイヤーはゲームから脱落します。
補足ルール・備考
禁止行為とペナルティ
以下の行為があった場合、発覚した時点でライフ1点減少のペナルティを受けます。
- ダイスをテーブルの外に落としてしまった。
- 計算中にダイスに触れる・動かすなど、不正または混乱を招く行為をした。
- 皿カードを出す前にチーズコマだけを先に取った。
オレンジダイスの追加(難易度調整)
慣れるまでは黄色ダイス3個で遊び、ゲームに慣れて計算が物足りなくなったら徐々にダイスの数を増やしていきます。
オレンジダイスにはイヌ・店主・キングネズミの絵柄が描かれており、計算が一段と複雑になります。
プレイ人数や対象年齢に応じて、使用するダイスの種類・個数を調整し、柔軟に難易度を変更できます。
ゲームの終了と勝利条件
他のプレイヤー全員が脱落し、最後の1人になった時点でゲーム終了。最後まで生き残ったプレイヤーの勝利となります。

プレイヤーの感想・評価まとめ
ゲームに対するユーザーの声や実際にプレイした人の評価を紹介します。
X(旧Twitter)の反応
ここでは、本作に関するX(旧Twitter)での投稿をピックアップして紹介します。
プレイヤーの感想・評価まとめ
BGGに寄せられたレビューをもとにした意見と、ゲームの特徴から推測されるプレイ感をあわせて紹介します。
✅ 肯定的なコメントと評価
| 盛り上がりやすく、家族やライト層に好評 | 家族やカジュアルゲーマーにぴったりで、盛り上がるゲームとして高く評価されています。 「とても楽しくテンポが良い」「コレクションに残したい」といった声も見られました。 |
| 短時間で遊べてテンポが良い | 短時間で遊べるスピード感が魅力。 「計算が瞬時に終わるのが気持ちいい」「短時間で何度も遊べる」といった声もあります。 |
| ルールが簡単で誰でもすぐ理解できる | シンプルな計算と反射神経で遊べるため、小さな子どもや初心者でもすぐにルールを理解できます。 「簡単で子どもにも向いている」との意見が多く見られました。 |
| 多人数プレイが特に盛り上がる | 人数が増えるほど手が伸びる“チーズの奪い合い”が熱くなるとの評価。 「大人数で遊ぶと大笑いになる」「物理的な取り合いが楽しい」といったコメントが目立ちました。 |
| コンパクトで持ち運びやすい | 「箱が小さく、ポケットに入るサイズ感が良い」との声もあり、持ち運びやすさが好印象です。 |
❌ 否定的な感想と注意点
| 6個のダイス使用時はテンポが落ちる | 全てのダイスを使うと計算が複雑になり、テンポが落ちるため、「3個ダイスの方がテンポが良くて楽しい」という声も見られました。 |
| 反応系ゲームが苦手な人には不向き | 素早く手を伸ばしたり計算したりするジャンルのため、落ち着いて考えたいタイプのプレイヤーには向かないとの意見もあります。 「自分の好みのタイプではない」「子ども向けすぎる」という声もありました。 |
| 難易度が低く物足りない層もいる | 経験豊富なプレイヤーには「単純すぎる」「子ども向け」という印象を与えることもあるようです。 |
BGGにおける評価
世界中のボードゲーム愛好者が集うBGG(Board Game Geek)におけるランキング・評価などは次の通りです。
カードに合うスリーブ
『どたばたチーズ!』のカードサイズと枚数、それに合うスリーブは次の通りです。
| カードサイズ | 60×60mm |
| カードの枚数 | 40枚 |
| スリーブサイズ | スクエアサイズ |
特殊なサイズのため、ピッタリ合うスリーブがありませんでした。もしあれば教えてください。
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